日本では、ほとんど毎日のようにごはんを食べます。お米を食する機会が多くなるため、農薬を使わない無農薬米を選ぶ人も多いでしょう。無農薬米には、いろいろと種類があり、通販サイトなどで探して簡単に注文することもできます。ここでは、無農薬であり、とてもおいしいとの評判もある「吉田農園」のお米やそのこだわりについて紹介します。
「吉田農園」代表の吉田道明氏は、2006年、米・食味分析鑑定士協会主催の「第8回全国米・食味分析鑑定コンクール」の若手経営者部門においての金賞受賞を機に、数々のコンクールで受賞をおさめ、その経営規模を順調に伸ばしてきました。
吉田農園の経営理念には、安全でおいしいお米をできるだけ多くの人に安く提供する、という言葉があります。たとえば、小さな子どもを抱える家庭では、スーパーなどで購入するよりも低価格で安心して食べられるお米が手に入れば、とても助かるでしょう。子どもに食べてもらえるということは、たくさんの人に食べてもらうことにつながります。
そして、経営を続けていく上で、自己のためだけの経営とならないよう、米づくりをする土地や環境を守ることも大切にしています。豊かな国をつくるために、農業を豊かにして、日本人の食を守る役目があるという考えがあるようです。
吉田農園がお米のおいしさにこだわるのは、どんなに健康的な食事であっても、味が良くなければ続かないという点からです。つまり、生きるため、そして楽しむための食事を提供できるよう、米づくりが進められているのです。
吉田農園で栽培されているお米は、そのおいしさをはかる指標となる「食味値」を基準にして、値段が決められています。食味値は米の成分をはかり、最高点を100点として点数化するもので、点数が高いほどおいしいと感じることになります。8割以上の人が食べておいしいと感じる基準にもなる80点以上を保証する米が、吉田農園の商品には多くみられます。
吉田農園では、おいしい米を栽培するために、例年、試験圃場を利用しての研究を行っています。たとえば、水質を浄化する作用のあるEM菌を利用して、田んぼの土のなかに良い微生物を増やし、抑草する方法などを試験的に行い続けてきました。
お米は一年に一度しか作れないため、増収の可能性を見極めながら、徐々に規模を大きくしていく必要があります。吉田農園では本格的な米づくりを行いながら、味を落とさずに長く運営できるように研究や省力化技術を高めるための努力がされています。
農薬や化学肥料をできるだけ使わないことで、より安全なお米を多くの人に食べてもらうことができるでしょう。無農薬でお米をつくるためには、雑草対策として除草剤を使わないことが必要になります。吉田農園では、米ぬかから出る有機酸を利用して雑草の芽をとる方法をとっています。米ぬかは手作業で散布されるため、手間もかかるようです。
また、前述のEM菌を利用したEM農法による米づくりは、おいしさを保つだけでなく、健康な稲が育ち、雑草が生えにくくなるため、雑草対策にもなります。吉田農園では、EM農法や米ぬか除草などの栽培方法を取り入れて、環境へ配慮をしながら、おいしく安全に食べてもらうために、無農薬米をつくり続けています。
吉田農園で販売される「うるち米」のなかから、おいしくて安全な商品を紹介しましょう。
吉田農園で無農薬の米づくりが始められた15年ほど前につくられた看板商品ともいわれるお米です。無農薬米コシヒカリであり、食味値80点以上のため、文句なしの味わいです。健康な生活を目指す人にもおすすめしたいお米でしょう。
夢ごこちを食べた多くの人から「今まで食べたことのないようなおいしさ」「普通のお米とは違うような味わい」と言われるように、とても評価の高い商品です。
コシヒカリから生まれた最高級品種の米であるため、食感や甘みも十分感じられます。無農薬で安全といった点も魅力でしょう。
吉田農園の無農薬栽培のお米を6袋セットにした商品です。有名なイラストレーターとのコラボ商品で、かわいいイラストと「大切な人に、思いをコメて」というメッセージで、大切な人にお米を食べてもらいたいという気持ちを伝えることもできます。
こちらはお米をギフトにする際におすすめできる商品ですが、そのほかにもたくさんの種類をとりそろえている吉田農園の商品は、通販で購入することができます。ホームページを利用しての注文や、電話やFAXでの注文などが可能です。
店舗名 | 吉田農園 |
所在地 | 〒529-0111 滋賀県長浜市三川町883 |
電話番号 | 0749-73-2746 |